香川県の市は、引越しなどの「一時的・多量のごみ」を許可業者の仕事としています
家を片付けて出るごみを業者が運ぶには、その市町の許可が必要です(廃棄物処理法第7条)。香川県の主な市は、家庭から一時的・多量に出るごみ(引越しのときの多量のごみなど)を「市が収集しないもの」とし、市の許可業者に頼むよう案内しています。
- 高松市:許可業者一覧で「事業系」と「家庭系」を分けて載せています。家庭系は、引越しなどで出る一時的または多量のごみで、市が収集しないものに限られます。ふだんのごみは、ごみステーションか、西部・南部クリーンセンターへの持ち込み(有料)です。
- 丸亀市:家庭から一時的・多量に出るごみは、市の一般廃棄物収集運搬業の許可を得た業者に頼まなければならないとしています。許可業者の名簿は2024年4月1日現在のものが公開されています。
- 観音寺市:家庭のごみは、ごみステーションや市の生活環境課への持ち込みのほか、許可業者に頼むこともできます。持ち込めるのは出す本人とその家族、市の許可業者だけです。許可業者の新規受付は止まっています。
観音寺市のように、本人や家族以外の持ち込みを認めていない市もあります。遺品整理業者がごみを施設に運ぶと言う場合は、その業者が実家のある市町の許可業者かどうかを必ず確かめましょう。
高松市・丸亀市・観音寺市の許可業者一覧
料金や契約の相談は、香川県消費生活センターか県民センターへ
- 香川県消費生活センター(高松市):消費生活相談 087-833-0999。平日8:30〜17:00に受け付けています(祝日・年末年始は除く)。
- 県民センター:東讃(0879-42-1200)、小豆(0879-62-2269)、中讃(0877-62-9600)、西讃(0875-25-5135)の各県民センターでも消費生活相談を受けています。受付は平日8:30〜12:00と13:00〜17:00です。
小豆島の実家なら小豆県民センター、観音寺市や三豊市なら西讃県民センターと、実家に近い窓口に相談できます。
片付けを頼む前の、家族の段取り
国民生活センターには、処分しないでと頼んだ遺品を処分された、高額な追加料金を請求された、という相談が寄せられています。業者が来る前に、通帳や印鑑、土地・建物の書類、年金や保険の証書、現金や形見の品を家族が持ち出しておきましょう。作業中に見つかった物を誰に渡すかは、見積もりのときに書面で決めておきます。役所に返す保険証などは、故人の住所地の市町での手続きが終わるまで残します。
相続放棄の申述先は、高松家庭裁判所の本庁・支部・出張所
相続放棄をするなら、遺品を売ったり捨てたりする前に手続きの見通しを立てましょう。処分すると、相続を認めた(単純承認した)とみなされるおそれがあります(民法第921条)。申述の期限は、相続が始まったと知った日から3か月以内です(民法第915条)。
高松家庭裁判所の本庁・支部・出張所と受け持ち地域
| 裁判所 | 受け持ち地域 |
| 本庁(高松市) | 高松市、さぬき市、東かがわ市、三木町、直島町、綾川町、丸亀市の旧綾歌町 |
| 土庄出張所 | 土庄町、小豆島町 |
| 丸亀支部 | 丸亀市(旧綾歌町を除く)、坂出市、善通寺市、多度津町、宇多津町、琴平町、まんのう町 |
| 観音寺支部 | 観音寺市、三豊市 |
故人の最後の住所地を受け持つ裁判所に、申述する人1人あたり収入印紙800円分と連絡用の郵便切手を添えて申し立てます。
実家が空き家になったとき
- 県の空き家ポータル:県の「香川県空き家ポータル」はサーバー側の障害で見られない状態が続いており、復旧までの間、県のホームページの「香川県空き家ポータルサイト(簡易版)」で、市町の補助制度へのリンクや空き家ガイドブックなどが案内されています。
- 家財の処分の補助:県は「香川県空き家バンク(かがわ住まいネット)」に登録した住宅の改修に補助を出しています。家財道具の処分にも補助を出す市町があり、補助の有無や金額、条件は市町ごとに違います。県のページに、改修補助や老朽危険空き家の除却支援の市町連絡先が載っています。
- 相続登記:2024年4月1日から、不動産の相続を知った日から3年以内の相続登記が義務です(法務省)。
香川県の費用の目安と業者選び
このページで紹介している業者のうち、香川県内に拠点がある業者には「地元密着業者」のマークが付いています。費用の目安は、このすぐ下の「香川県の遺品整理の費用とよくある質問」で、掲載業者の料金をもとに紹介しています。見積もりは2〜3社から取り、ごみの運搬を実家のある市町の許可業者が行うかも比べましょう。
ごみの出し方や役所の窓口など、もっと細かい情報は、下の「香川県の市区町村から探す」から、お住まいの市区町村のページも見てください。